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category: さ行の作家  1/8

『花は散っても』坂井希久子

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☆☆☆+母親離れができない優柔不断な夫・要一郎との生活に見切りを付けるべく、家を出た 美佐。谷中で、着物のネットショップ「蔦や」を一人で切り盛りしている。ある日、 実家の蔵を整理していると、箪笥に大切にしまわれた、祖母・咲子のものにしては小 さすぎる銘仙を見つける。そして、謎の3冊のノートと、見たことのない美少女が 写った写真も……。この少女はどこの誰で、祖母とはどのような関係だったのか? 銘仙の由来と共に興...

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『蝉かえる』櫻田智也

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☆☆☆+ブラウン神父、亜愛一郎に続く、“とぼけた切れ者”名探偵である、昆虫好きの青年・魞沢(えりさわ)泉(せん)。彼が解く事件の真相は、いつだって人間の悲しみや愛おしさを秘めていた──。 16年前、災害ボランティアの青年が目撃したのは、行方不明の少女の幽霊だったのか? エリ沢が意外な真相を語る「蝉かえる」。交差点での交通事故と団地で起きた負傷事件のつながりを解き明かす、第73回日本推理作家協会賞候補作「コマチ...

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『言の葉は、残りて』佐藤雫

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☆☆☆+第32回小説すばる新人賞受賞作。選考委員・村山由佳氏 絶賛!「遠い時代を生きる主人公たちの運命に、こんなにも胸かきむしられるとは。新人離れした豪腕」海沿いの地にある鎌倉幕府。美しい景色とうらはらに、そこには陰謀、嫉妬、憎しみが渦巻いていた。そんな中、若き三代将軍・源実朝のもとに、摂関家の姫・信子が嫁いでくる。突然の縁談と異国の地に不安を覚える信子だったが、実朝の優しさと生まれて初めての海の匂いに...

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『氷と蜜』佐久そるん

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☆☆+本邦初!究極の“かき氷グルメ”小説! 三年前、陶子は奈良の氷のお祭りで母とともに「日進月歩」というかき氷を食べた。初めての味に感激したが、母の笑顔を見るのはその日が最後となってしまった。それ以降「日進月歩」と削り手の炎炎老師を追い求める陶子は、「氷の月光伯」という異名まで持つ有名かき氷マニアの恋人・一輝と二人で氷を食べ歩いていた。しかし些細なすれ違いをきっかけに失恋、氷への熱も冷めかけてる。 そ...

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『母さんは料理がへたすぎる』白石睦月

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☆☆☆☆内容(「BOOK」データベースより)山田家の父親は三年前に事故で他界。会社勤めの母親と、幼稚園に通う三つ子の妹たちの面倒を見るのが高校1年生の龍一朗の役目。もともと料理は好きだけど…。それぞれつまずいたり、悩んだり、助けられたりしながら日々を刻んでいく山田家と龍一朗を、こまやかで確かな筆致で描いた青春と成長の物語。第1回おいしい文学賞受賞作。...

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『プルーストの効果の実験と結果

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☆☆☆内容紹介単行本刊行前から注目の「オール讀物」新人賞作家が、2人同時デビュー!「これは2018年恋愛小説短篇のベスト」書評家・杉江松恋はじめてのことをするたび、彼を思い出す――痛々しい自意識過剰、空回る都会への憧れ、思い通りにいかない初恋。思春期の苦くて甘い心情を鮮やかに描き出す、四篇を収録。プルースト効果という言葉を教えてくれたのは、同じクラスの男子「小川さん」だった。「はじめてのキスは想像もつかない...

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『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

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☆☆☆☆内容紹介森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作...

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『サニー・シックスティーン・ルール

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☆☆☆☆内容紹介文章と言葉の海で育った青年がカメラに出会った――国文学者の父と歌人の母を持つぼくは、幼い時から文章の英才教育を受けてきたが見事に落ちこぼれた。一方、妹は詩の新人賞を受賞し一躍脚光を浴びるが、作品には僕の習作を盗作したものもあり、両親も承知していた。家を出て会社も辞めたある日、聴覚障害を持つ同い年(25歳)の美駒という女性と出会う。彼女は業界で注目され始めているカメラマンだった。ぼくは、彼女と...

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『銀杏手ならい』西条奈加

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☆☆☆☆内容紹介小日向水道町にある、いちょうの大樹が看板の『銀杏堂』は、嶋村夫婦が二十五年に亘って切り盛りしてきた手習指南所。子を生せず、その家に出戻ることになった一人娘の萌は、隠居を決め込む父・承仙の跡を継ぎ、母・美津の手助けを得ながら筆子たちに読み書き算盤を教えることに。だが、親たちは女師匠と侮り、子供たちは反抗を繰り返す。彼らのことを思って為すことも、願い通りに届かない。そんなある日、手習所の前...

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『火定』澤田瞳子

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☆☆☆☆内容紹介パンデミックによって浮かび上がる、人間の光と闇。これほどの絶望に、人は立ち向かえるのか。時は天平、若き官人である蜂田名代は、光明皇后の兄・藤原四子(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)によって設立された施薬院の仕事に嫌気が差していた。ある日、同輩に連れられて出かけた新羅到来物の市で、房前の家令・猪名部諸男に出会う。施薬院への悪態をつき、医師への憎しみをあらわにする諸男に対して反感を持つ名代だった...

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