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『地球星人』村田沙耶香


☆☆☆
衝撃のラストにあなたの常識が破壊される!?
『コンビニ人間』をはるかに超えた、驚愕の芥川賞受賞第一作
なにがあってもいきのびること。
恋人と誓った魔法少女は、世界 = 人間工場と対峙する。
地球では「恋愛」がどんなに素晴らしいか、若い女はセックスをしてその末に人間を生産することがどんなに素敵なことか、力をこめて宣伝している。地球星人が繁殖するためにこの仕組みを作りあげたのだろう。私はどうやって生き延びればいいのだろう――。
入りが良くて、一気読みさせられたのだけれど
後半はちょっとエキセントリックすぎた。
あまりに3人がサイコパス過ぎて。
未婚の人、子を産まない人への圧力、常識から外れすぎると自由に生きられない事など、それってどうなんだ?ってそれはわかるけれど、主人公達をここまで異常な人たちにしてしまうと、そちらの印象の方が強くなる
これって、人がどんどん壊れていくホラーだったの?
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