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Top Page › ヤングアダルト/ライトノベル › 『魔女の子ども』ケリー・バーンヒル
2020-01-28 (Tue)  22:43

『魔女の子ども』ケリー・バーンヒル


内容紹介
ふたごの少年タムとネッド。母親は「魔女さん」と呼ばれ、村人が病気や怪我をしたとき、また災害時には魔法を使って人々を助けていた。少年二人はあるとき川に出かけて事故にあい、タムが亡くなってしまう。深く傷ついたネッドは、それ以来、口がきけなくなってしまう。母親の留守中、代わりに「魔法」をあずかることになったネッドは、魔法を奪い取ろうとする者から逃げだして冒険の旅へ……。『月の光を飲んだ少女』でニューベリー賞を受賞したケリー・バーンヒルの作品。

タムの魂が抜けるとき、母親は、タムの魂を捕まえ、死の淵にいたネッドを助けたい一心で彼の胸に縫い付ける。
ネッドの命は助かったが、ちゃんと口をきけず、読む事も出来なくなり、だめな方の子、と呼ばれるようになる。
ネッドが暮らす小さな国は賢い女王がおさめている。
母は女王の命を助けた礼に、と女王に招かれ城に出向く。


ネッドの村から遠くは慣れた村に住むアイン。アインが住むのはデューニン王国。大きな国だ。漁師の母が死に父は悲しみにくれ、やがて娘のアインを連れて昔住んでいた森へ。母に会う前の彼は山賊だった。その家に残してきた目玉模様の石のペンダントを胸に書けた父は、だんだんと人が変わっていく。仲間が増え、略奪品が増えていく。
ネッドの母が守る魔法を盗もうとする。


はるか昔、世界に巨石が現れたとき、一人の女が偶然立ち会い、巨石は流れ出た魔法を捕まえ、巨石は魔法を使う方法を教えた。前の世界で石は足も手も皮膚も目もあり、魔法とともにあった。前の世で死を恐れるばかりに不死を願い石と変わってしまい魔法は切り離され飛び出したのだ。邪悪な魔法は素焼きの壷に入れられいい目的に使う事、という約束を守りその女の子孫は魔法を使い魔法の暴走を防ぎ人々を助け続けていた。
ところが魔法を奪おうとする国王が現れた。魔法を操る一族の老女と娘と孫娘は、それぞれに魔法を焼き付け魔法を奪おうとする国王から逃げようとするが、老女は捕まり殺され老女の魔法は消え去った。娘は魔法で石像に変わったが兵士達は王に渡さねばとその石像を背負って歩き出す。石像と変わった娘は崖を揺らし、兵士達とともに谷に落ちくだけ、魔法も消え去った。石像の片目を残して。それは今アインの父が持つペンダント。
孫娘は、巨石の指示に従う。岩を動かし王国を森で覆う魔法をかける。
気がつけば王国の難民に抱えられて孫娘は森を抜け新しい土地で暮らし、魔法はその一家に受け継がれた。

ネッドの母が女王に招かれ留守にする間、ネッドが魔法を守る事となる。
母の留守中に魔法を盗みにきた山賊達に家を取り囲まれ、ネッドは魔法を守るために、魔法を体に取り込む。ネッドの体は何かを触っただけで危害を与えるものへと変化、肌の上で文字がうごめき鮮やかな色で輝く。ネッドは肌を隠す
ネッドが魔法を取り込んだと知ったアインの父は、ネッドを袋に入れて連れ去る。
ネッドは逃げ出し子オオカミと仲良くなり、アインの住む小屋へ行き着く。
アインはネッドの肌の魔法が父のペンダントと関係があり、二人を引き合わせない方が良いと判断し、ネッドをおくっていく事にする。

動く事も死ぬ事もできないまま長い年月を過ごした巨石は次の世界へ行ける日をまっている。
魂が死者から離れて別の世界へ行くように、魔法が解き放たれれば巨石もともに旅立つ事が出来る。
ネッドが死ねば、魔法は解き放たれる。
ネッドの中に閉じ込められた双子の兄弟タムの魂と魔法を結び付ければ魔法は出て行きタムは次の世界へ行く事が出来ると巨石は言う


ちょっと複雑だった。巨石の歴史と魔法の関係
オオカミの子と、アインとネッドが森を抜ける旅をするうちに、友情を育んでいく様子が良かった。
アインの父がアインへの深い愛を取り戻すラストも。
女王も魅力的。
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最終更新日 : 2020-01-28

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