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『風に乗って、跳べ  太陽と君の声』川端裕人


☆☆☆
内容紹介
『太陽ときみの声』シリーズ3部作の最終作です。『太陽ときみの声』、『太陽ときみの声 明日の、もっと未来(さき)へ』の続編でありながら、前2作とは主人公が異なる1巻完結編です。
【あらすじ】
生徒会を辞めてぽっかりと時間ができてしまった高2の女子高校生の華。目標を見失っていた時に、幼なじみの六花(りっか)と偶然再会し、六花が打ち込む「ブラインドサッカー」に出会う。まるで目隠しなどしていないかのような六花の華麗なドリブルや、競技の迫力にすっかり魅せられた華は、気づけば声で選手をサポートする「ガイド」を引き受けていた――。六花と再会したことで新たに動き出す華の日々や、ブラインドサッカーで世界を目指す挑戦をさわやかに描きます。
ブラインドサッカー、パラスポーツだが
目隠しをしてするサッカーで、晴眼者も障害者も一緒に出来るスポーツ。
その気になれば様々な人が参加出来る風通しの良いスポーツ。
とはいえ、パラリンピックに出場出来るのは、全盲の男子のみ。

高校2年生山田華、生徒会を辞めて、これから何をしようとどんよりした気持ちの時に、偶然小学校のときの華のヒーローだった紅林六花を見かけ、おいかけ始めて、ブラインドサッカーを見る。
大学のチームで『ダンデライオンみらい』という視覚障害者のチームで、学生だけでなく、地域の人も入っている。
華は、ゴールの後ろで声を出すガイドに誘われ迷いながらも引き受ける。
熱心にルールを理解しようとし、どうやったらうまくガイド出来るかを研究し、とどんどん熱中していく華。
六花に連れられ盲学校に行ったり、練習試合に参加したり、そんな場面で盲学校の事や、ブラインドサッカーの魅力についても伝わってくる。
まだ目が見えていた小学生時代、六花の夢は女子サッカーで世界一になる事だった。
でも女子ブラインドサッカーは世界選手権もパラリンピックもない。
だから今の目標は、自分が活躍して競技人口を増やす事。

華は草ブラインドサッカー世界大会を開こうと考える
女子や様々な理由でパラリンピックから外れた男子選手が集まって世界の強敵を求めて開くもの。
華の思いつきはブラサッカーチームの護国寺さんやイッキさんの心をとらえ
2ヶ月で2000万円をクラウドファンディングで集める計画が動き出す。

オリンピック時期になると、パラリンピックにも光が当たる
パラ競技の面白さを知るチャンスでもある。
物語でそれを知る事は、ただ事実を知る、というより身近に感じられる
コロナ騒ぎで今年のオリンピックもどうなるかわからない状態ではあるけれど
物語は楽しんで、今まで知らない世界に触れていきたい。
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