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『グレタ たったひとりのストライキ』マレーナ&ベアタ・エルンマン グレタ&スヴァンテ・トゥーンベリ


☆☆☆
内容紹介
「No one is too small to make a difference 」
=変化を起こすのに 小さすぎるなんてことはない。

グレタ・トゥーンベリ
16歳
アスペルガー
世界を 動かす気候活動家

●母だから書けた
「気候のための学校ストライキ」 を始めるまでのグレタと家族のこと

●世界各地での「グレタのスピーチ」も一挙に収録
母マレーナが中心となり、家族が共同で執筆した本
気候変動のもたらす危機、それはもう時間がないのだ、という思いが強く伝わる書。
グレタの活動の始まりが、家族の問題としても描かれていく。

切っ掛けは授業で見た世界中の海に浮遊するゴミに関する映画を見た事
彼女はその後から突然食べられなくなる
2ヶ月で10キロも減ってしまった体重。体温も低く脈拍と血圧は餓死の兆候を示し
様々なクリニック、カウンセラーをたずねあるき
着いた診断名は
「アスペルガー症候群」「高機能自閉症」「強迫性障がい」
グレタは聡明
映像記憶ができ、1分で周期表を暗記する
さらに鬱病。
両親はグレタにかかり切りになり
とうとう妹、10歳のベアタが大爆発。
ベアタは
「ADHDが90%、自閉症が60%、反抗挑戦性障害が50%。強迫性障害が70%」とどれも判断基準を満たさず、
診断が着かなければ特別扱いを学校に要求出来ないが、
特別な配慮に取り組み始めた学校で良い先生にも恵まれて学校生活を送ることができ、宿題も学校行事参加も免除された。
ベアタは母のマレーナが、グレタは父のスヴァンテを見て住居エリアも分けて責任を分かち合うことに。

ベアタは本やネットから
社会がすごいスピードで変化していること、生産量も消費量も増え続けてきた社会と
差し迫った持続可能性の危機を学んでいく

グレタはメッセンジャー。
今科学者が発表している事実の。
事実を元に経済モデルを変えるシステムを作るのは大人だと、訴えている

「もし私たちが具体的な解決策をたくさん提案したら、みんなはそれで充分だと思うでしょうね。でも、ちがうの。要求しているのはシステム改革と、まったく新しい考え方。本当に必要なものは、すべての条約や報告書の行間にあるもので、どんな声明書の内容よりはるかにラディカルなものよ。地球を救う唯一のチャンスは、すべてを研究者の手に委ねること。私たちは子どもに過ぎない。私たちは、研究者の言うことを引用しているだけなの」

食べられない状態に陥ったグレタを支え、彼女の意志を尊重し、
支えようと奮闘した一家の記録
両親はグレタの考えに共鳴し感化されていく。
両親が娘に方向付けして啓蒙したのではない。
グレタは両親の理解と支えによって活動を続けている。

賞賛の裏で、彼女への誹謗中傷がネットでもあまりに多くて
人は大きな変化には慎重だし、不便になる事には特にそうだと思うから、
地球に優しい、とかのキャッチフレーズでの身近に出来る事、すぐ出来る事には賛同しやすいけど
大きく社会を変えなきゃ地球を救えない、と訴える彼女に味方する勇気を持つのは難しい。
だけど、本当に彼女の訴えは、正しいのじゃないかって思う。
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