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『おいで、アラスカ』アンナ・ウォルツ


☆☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
子犬のときに飼っていたアラスカが、転校してきたスフェンの介助犬になっていた。それを知ったパーケルは真夜中、スフェンの部屋を訪ね、アラスカを連れ去ろうと計画するが…。
著者について
1981年、ロンドンに生まれ、オランダのデン・ハーグで育つ。15歳で学校生活のコラムをフォルクスクラント紙に連載し、注目を集めた。邦訳に『ぼくとテスの秘密の七日間』(第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)、『100時間の夜』(以上、フレーベル館)があり、オランダでは「この時代のもっともすぐれた児童書作家のひとり」と評されている。『Gips(ギプス)』(未邦訳)で2016年に金の石筆賞(オランダの児童文学賞)、本作も2017年、オランダ銀の石筆賞を受賞。また『ぼくとテスの秘密の七日間』の原作が映画化され、2020年春、日本でも公開される(邦題は『恐竜が教えてくれたこと』)
パーケルとスフィン。二人は同じ学校に入学したばかり
スフィンは1年前からてんかんの発作が起きるようになり、いつ倒れるかわからない毎日に不安を抱えている。
スフィンは、両親の経営する店が強盗に襲われ、犯人に父は肩を撃たれ無事だったものの、父の心は壊れかけている。
犯人は見つかっていないが、カーテンの陰に隠れてスフィンは犯人の足下を見つめていてその特徴的な靴をしっかりと覚えている。拳銃を持った犯人がどこにいるかわからない、という不安。
スフィンはアラスカという犬を可愛がっていたのだが弟達がアレルギーだと云う事がわかって手放さざるを得なかった。
アラスカは補助犬として訓練を受け、スフィンの介助犬となっている。
スフィンの言葉でクラスでからかわれるようになって、パーケルはスフィンがきらい。そんなパーケルの補助犬がアラスカだった事に気づいたパーケルは、夜こっそり家を抜け出し、目出し帽をかぶって、パーケルの家に忍び込む。
なんて大胆!
そこはスフィンの部屋で、驚くスフィンと会話するようになる。スフィンはアラスカの元飼い主がパーケルだとそのときは気づかないが、やがて会話内容から彼女がクラスメートのパーケルである事に気づき、二人はアラスカに飼い主を選ばせようとどちらについて行くかを確かめようと別々の方向に歩き出すが、アラスカは、スフィンに着いていく。


二人に共通するのは、不安
パーケルは偶然犯人の靴を履いた男を見つけ、彼の後をつけてスフィンに連絡する。
スフィンは警察に連絡するが、警察は動いてくれない。
スフィンは禁止されていた自転車に乗り、パーケルの元へ。

スフィンとパーケルがそれぞれ抱える辛さを知って、助け合い仲良くなっていくのはお決まりだけどいい。

アラスカがてんかんの発作を予知する犬だという事がわかって、実際にそういう犬がいるそうで
てんかんについてや、てんかん患者への介助犬の存在、発作が起きたときどうすればよいか等
日本にも百万人もの患者がいるそうで、
てんかんについて少し知る事ができた一冊でした。
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