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『あおいアヒル』


☆☆
第67回産経児童文化出版賞 翻訳作品賞 受賞!
子の成長とともに訪れる親子の役割が変わる瞬間。
世代を超えて伝えたい愛情を描いた絵本。

◆成長したワニがアヒルを抱えて回想する場面で始まるこの作品は、
認知症の祖母と過ごす家族との時間の中で感じた著者の体験をもとに描かれています。

◆青い池で出会った赤ちゃんワニとアヒルが、
家族となって生きる幸せな時間。
そしてワニが大きく頼もしく成長したある日、
アヒルの記憶が少しずつ消え始めました…。
揺れるふたりの心の中にある、
ゆるがない愛情が紡がれていきます。

◆子が成長すると、
いつの間にか親子の役割が変わる瞬間が訪れます。
親がしてくれた多くのことをわが子にしている自分を発見したり、
成長していくわが子を楽しみに生きていく両親の姿を介して、自分を発見する時などです。

すべての瞬間の記憶の向こう側には、
お互いが抱いてきた大切な時間が重ねられています。

この絵本は、そんな親から子へ、子から孫へ、
世代を越えていく私たちの姿を描いています。
この絵本は、
親子の愛情があふれている事の幸せを伝えてくる
そこが
気持ちよいのだとは思う

親が老いていくのは当たり前
親が子に愛情を注いだら
子ども時代が幸せなら
子も老いた親を愛するだろうと思うけれど

ワニは言う
「こんどは ぼくが まもるから」
この言葉はほんとに嬉しい

でも
その言葉にすがりたくても
すがるのは危険
現実の世界では。

介護の問題は、社会全体で見れるような
仕組み、文化になった方が
きっと、幸せ
親一人、子一人ならなおさら。

この絵本を母親が、小さい子に読んだら
母が年を取ったら、子が母の面倒を見るのが美しい
ということを押し付けそうで

ただ、自分が親の介護をしていて
心が疲れて
優しくなれないときなら
ちょっと
小さいときを思い出したりして
少し優しさを取り戻せるかも

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