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『正欲』朝井リョウ


☆☆☆
生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う――。
あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ――共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 絶望から始まる痛快。あなたの想像力の外側を行く、作家生活10周年記念、気迫の書下ろし長篇小説。
桐生夏月・佐々木佳道・諸橋大也の性欲は人ではなく、物にむかってのもの。
人と交われない、その話題についていけない、理解を得られない故に、孤独。

夏月と佳道が再会して
2人は一緒に暮らしだす。
ただ一つの秘密を共有するかけがえのないものとして。明日を生きるために。

かれらの存在は正しいか、そうじゃないかなんて問えない。
だってそうなんだから。

最終的に、児童性愛者と勘違いされてしまって
彼らのは違うのに、という文脈。


児童性愛は罪ではあるけれど
自分の中にどうしてもある人は、と考えるとき
それでも自分を嫌いにならない生き方をするためにはと考え続けた
ニキの方がタブーに踏み込んだなあと思う。
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