☆☆☆
中堅飲料メーカーに勤める亜季は、自社の特許や商標を権利化する知的財産部に異動になった。知財ド素人の亜季は上司の北脇にしごかれながらも、親友の服飾ブランドの商標乗っ取り事件やパロディ商品の訴訟騒ぎなどの案件を、悪戦苦闘しながら乗り越えていく。そんな時、社運をかけて開発していた新製品のお茶の技術が、ライバル会社から特許の侵害を通告されて!?
お仕事小説 コミカル 2023年ドラマ化
中堅飲料メーカーに勤める亜季は、自社の特許や商標を権利化する知的財産部に異動になった。知財ド素人の亜季は上司の北脇にしごかれながらも、親友の服飾ブランドの商標乗っ取り事件やパロディ商品の訴訟騒ぎなどの案件を、悪戦苦闘しながら乗り越えていく。そんな時、社運をかけて開発していた新製品のお茶の技術が、ライバル会社から特許の侵害を通告されて!?
お仕事小説 コミカル 2023年ドラマ化
弁理士とか知的財産権とかよく知らない分野だけれど
わかりやすく、新設された知財部に異動したばかりの主人公の亜季と、親会社からの出向社員で実質的この部署のボスである北脇雅美、2人のコミカルなやり取りに楽しい気分で読み終えた。
あえて営業秘密として特許出願せずにいたのに、他の会社がその発明を特許化の見込みで亜季の会社の新商品の発売中止を求める文書が届いたりで、どうなる?と発明品と特許との関係を知りつつハラハラ。
企業秘密の漏洩やパクリとパロディの違いとか契約上の勘違いから生じたイラストレーターの不満がSNSで拡散し、どうなるのかなど現代的な話題がいっぱいで内容も興味深かった。
わかりやすく、新設された知財部に異動したばかりの主人公の亜季と、親会社からの出向社員で実質的この部署のボスである北脇雅美、2人のコミカルなやり取りに楽しい気分で読み終えた。
あえて営業秘密として特許出願せずにいたのに、他の会社がその発明を特許化の見込みで亜季の会社の新商品の発売中止を求める文書が届いたりで、どうなる?と発明品と特許との関係を知りつつハラハラ。
企業秘密の漏洩やパクリとパロディの違いとか契約上の勘違いから生じたイラストレーターの不満がSNSで拡散し、どうなるのかなど現代的な話題がいっぱいで内容も興味深かった。
- 関連記事
-
- 『禍わざわい』小田雅久仁
- 『アリアドネの声』井上真偽
- 『君に光射す』小野寺史宣
- 『それってパクリじゃないですか?新米知的財産部員のお仕事』奥乃桜子
- 『此の世の果ての殺人』荒木あかね
- 『レペゼン母』宇野碧
- [ 祝宴」温又柔
- 『ぼくらに嘘がひとつだけ】綾崎隼
- 『犬小屋』大山淳子
スポンサーサイト
Last Modified :