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ブックトーク 中学校対象 テーマ「出会う」

12日、中学校で、各学年1時間ずつ授業時間を使って、
ブックトークをして夏休み用の長期貸出をした。
そのまま貸出は学校に本の展示を常設して来週まで続ける。
私が担当したのは2年生。
テーマは 「出会う」
中学校は年に1回なので、たくさんの本を紹介したくて冊数も多くなってしまう。
30分びっしりトークしました。
でも、中学生たち熱心に聞いてくれ、楽しそうに本を選んでる姿が見られてよかった。
<実在の人物や出来事と出会う>

レンズが撮らえたF.ベアトの幕末レンズが撮らえたF.ベアトの幕末
(2012/12)
小沢 健志

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☆☆☆☆
この本、江戸末期の飛脚や床屋、魚屋、甘酒売りなどいろんな職業の人たちを移したり、町並みや建物、風景など、日本を外国人に紹介する目的でとられたようなので、今の私たちにも江戸末期を知るいい資料だと思う。
私は歴史好きなので、特に楽しんだのかもしれないが、写されている人たちが
本当にそこに生きてた人なんだなあ、とすごく近づいた気持ちになった。

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂
(2012/06/26)
マーギー・プロイス

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ベアトが日本に来る20年ほど前にアメリカに渡った少年の話。
万次郎がアメリカに行く決意をするのが14歳のとき。
助けてくれた船長がそれだけ魅力的で信頼できると感じたからだと思うけれど、
それにしても仲間たちがみなハワイに残るなか、万次郎だけ船長についていく決意をするなんて
大胆で無鉄砲な男の子だったんじゃないかなあ。
この物語、実際に残っている資料にあるエピソードをいっぱいちりばめて作られていて、
あとがきに、あれとあれは本当の話、とちゃんと紹介されている。

私が売られた日私が売られた日
(2006/07)
ジュリアス レスター

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これも、アメリカ史上最大の奴隷市と言われる出来事をもとに書かれた物語。
実在の人物をまわりに配して、主人公の12歳の少女エマが両親と引き離され突然売られることになったところから始まる。こういう物語を読んで、歴史の事実の中で虐げられた人々の悲しみや苦しみを知ることは、歴史を、今生きている自分とつなげることだなあと思う。

リンカーン    アメリカを変えた大統領 (角川つばさ文庫)リンカーン アメリカを変えた大統領 (角川つばさ文庫)
(2013/04/15)
不明

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奴隷制に強く反対して、アメリカの歴史を変えた、と言われるのがこの人。
1963年の奴隷解放宣言、そこに至るまでに綱渡りのような政治的駆け引きが合ったことこの本で初めて知りました。そして3年後ようやく奴隷解放を明記した憲法改正を行うのですがなんとその3ヶ月後に暗殺されてしまいます。
<名作と出会う>

レ・ミゼラブル―ファンティーヌとコゼット (愛蔵版 世界の名作絵本)レ・ミゼラブル―ファンティーヌとコゼット (愛蔵版 世界の名作絵本)
(2012/03)
ヴィクトル ユゴー、リュック ルフォール 他

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リンカーンが大統領のときの4年間も続いた南北戦争、そのとき野営地で兵士たちが無sぼるように読んだ本なんだそう。出されてすぐに空前のベストセラーとなったこの本日本でも明治時代に訳され、その後もいろんな国が映画にし去年もイギリスで映画化されたものが日本でも公開されました。この絵本は原作の1〜5章のうちの1〜3章の物語をぎゅっと短くしたものですが、けっこう読み応えがあります。

文豪さんへ。近代文学トリビュートアンソロジー (MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)文豪さんへ。近代文学トリビュートアンソロジー (MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)
(2009/12/23)
北村 薫、田口 ランディ 他

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構成がちょっと変わってます。
今売れっ子の作家さんが、文豪作品を一つ選び、その作品をモチーフに物語を書き、何故その作品を選んだのかインタビューに答え、その後に原作が掲載されています。宮部みゆきさんが、みんなの良く知っている新美南吉の「てぶくろをかいに」を選び「手袋の花」という小さな作品を作っています。ぜひこれを先に読んでみてください。南吉作品に負けないくらい温かい気持ちになるいい作品です。これを読んだら、きっと他の作品も読みたくなって初めての文豪さんに出会えると思います。
ゲルニカ: ─ピカソ、故国への愛ゲルニカ: ─ピカソ、故国への愛
(2012/04/28)
アラン セール

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ピカソが白と黒と灰色のみで書いた「ゲルニカ」
この作品がどういう経緯で、どんな思いで描かれたのかがわかります。
ゲルニカの町が攻撃されたニュースを知ってからすぐに描き始めたピカソ。
爆弾よりも強い絵、目を閉じても忘れられない強い絵を描くために
何度も描き直しながら、35日描き続けた様子を友人が写真で撮っており、それに解説が付けられています。これを読んで「ゲルニカ」を見るといままでよりもっと感じるものがあるのではないでしょうか
<自然科学と出会う>
今、「生物」と「技術」という異なる分野が合わさった「ネーチャーテクノロジー」が注目されています。
その面白さが伝わってくる本がこれ

ヤモリの指から不思議なテープヤモリの指から不思議なテープ
(2011/12/21)
松田 素子、江口 絵理 他

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ヤモリの指のうらにある毛が全部壁に就いたと仮定すると、計算上は、120キロの重さを支えられるんだそう。
ヤモリテープとかヤモリロボットできたらすごいね。
他にも生物ののうりょくを応用した技術の紹介いっぱい
このテクノロジーが進んだのは、名のサイズまで見れる電子顕微鏡ができたおかげ
で、電子顕微鏡で植物や動物を見ると

探検! 発見! ミクロのふしぎ: 電子顕微鏡で見る1/1000mmの世界探検! 発見! ミクロのふしぎ: 電子顕微鏡で見る1/1000mmの世界
(2013/01/25)
近藤 俊三

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ナノサイズより大きいミクロですが、ヤモリの手の裏ものってました。

生き物の超能力―おどろきの超機能,不可思議な生態 (ニュートンムック Newton別冊)生き物の超能力―おどろきの超機能,不可思議な生態 (ニュートンムック Newton別冊)
(2012/08/27)
不明

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この本にも生き物の能力を応用したスーパーテクノロジー特集されています。

まりか先生のくらしの中の科学まりか先生のくらしの中の科学
(2011/07/14)
内田 麻理香

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私たちの暮らしの中は科学がいっぱいなんだと気づかせてくれる1冊。
「生活」「料理」「そうじ」の3つのテーマで構成されています。

きっと好きになる 化学のクイズ37 (KS一般書)きっと好きになる 化学のクイズ37 (KS一般書)
(2011/08/11)
不明

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物質の性質や見えない原子、分子のこと、ものの変化の不思議などに興味のある人には特におすすめ。

NASAより宇宙に近い町工場NASAより宇宙に近い町工場
(2009/11/05)
植松 努

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今、好きなことがあっても、「無理だよな」って思っている子がいたとしたら、私、絶対この本手渡したい。
<勉強と出会う>

中高生の勉強あるある、解決します。中高生の勉強あるある、解決します。
(2011/09/16)
池末 翔太、野中 祥平 他

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一つの悩みに対して5つの解決法。だったらこうしてみたら、です。

テストの花道---人は「考え方」を手に入れたとたん頭がよくなる!テストの花道---人は「考え方」を手に入れたとたん頭がよくなる!
(2011/06/16)
NHK『テストの花道』制作チーム

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効率よく自分に合った勉強法を手に入れられるかも。

勉強がキライなあなたへ 学びを楽しむ22のレッスン勉強がキライなあなたへ 学びを楽しむ22のレッスン
(2011/07/26)
清水章弘

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この中で、できそうだなと思ったこと一つでもやって続けてみれば、変わるかも。
<立ち止まって考える時間と>

僕は、そして僕たちはどう生きるか僕は、そして僕たちはどう生きるか
(2011/04)
梨木 香歩

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このタイトルの意味するところ、
人って弱いから、集団の中にいるとみんなと同じ行動をしたくなるし、同じことを言いがち。
ほんのちょっとあれって思っても、気にしないで流れに乗っちゃった方が楽。
でもほんのちょっとでも違和感を感じたら、何故、自分はそう感じたのか、他の誰が言っているからとかではなく、他ならぬ自分はどう感じているのかを立ち止まって自分と対話する、それから僕たちは、って考える、ってことが大事なんじゃないかなあって言ってるんだと思う。
この物語、衝撃的な一日を通して主人公のコペル君も色々考えるけど、読み手も考えるチャンスをもらえる。

青い鳥青い鳥
(2007/07)
重松 清

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学校って、集団で行動すること多いけど、そういうことが苦手な子もいるよね。そうしてひとりぼっちになってしまった子とその子に寄り添うちょっとかわった先生の物語が8つ。
表題の「青い鳥」。この物語は、「僕は、僕たちはどう生きるか」のコペル君が友達のユージンが学校に来なくなった理由を何年も知らずにいた自分にショックを受けるのだけど、その物語と通じています。
気づかない、という責任の重さに気づかされる物語です。

いちご同盟 (集英社文庫)いちご同盟 (集英社文庫)
(1991/10/18)
三田 誠広

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死んでしまえば、皆同じ、なのに、生きる意味があるのか、と死に取り付かれた15歳の少年
母親との確執や進路の問題も抱える中、死の淵で懸命に生きようとする少女と出会います。彼女との切ない恋、命の輝きのようなものを感じて、彼は変わり始めます。
読み終わると、今、生きていること、生かされていることを大事にしようって感じる本です。
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